ブランクのある看護師が復職するには、いつでも働ける状態にしておくことが大事です。医療は日々新しい技術が研究されているため、復職前の知識やスキルでは対応できない可能性も考えられます。
復職後に仕事についていけない事態を避けるうえでは、セミナーや通信講座を受講して知識とスキルを身につけるとよいでしょう。複数人で受ける講座の場合、同じように悩みを抱えている仲間とも交流できます。
また、全国のナースセンターや病院では、実技講習を受けることも可能です。
復職したい看護師は、子どもを保育園や児童館などに預けて働くのがよいのだろうかと迷うこともあるかもしれません。両親以外の大人と関わることで社会と接する機会が得られるので、前向きに捉えて信頼できる施設に預けるのも一手です。
子どものことも含め、看護師として復職したいと考えている際は家族に相談するのも重要となってきます。後々トラブルにならないためにも、仕事について家族の理解が得られるように働きかけましょう。
看護師として復職するには、どのような働き方をしたいのか事前に決めておくこともポイントです。
まずは勤務形態について考え、次に診療科について決めるとスムーズといえます。正職員としてバリバリ働くことに不安がある場合は、パートタイムから始めるのがおすすめです。
そして、復職に適しているのは小規模なクリニックや診療所のほか、健診センターやデイサービスなどの医療行為が比較的少ない施設でしょう。マイペースに、少しずつ仕事の感覚を取り戻せます。